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平等なコミュニケーション

 

「人間は自分自身だけでは能力に限界があるため、その限界を克服し、共通の目的を達成するために他の人々と協力して一緒に行動するという事。組織を協働行為の体系と定義する。」 チェスター・I・バーナード

 


 先のチェスターバーナードは「組織成立の為の3要素」は 1、共通目的(組織目的) 2、協働意志(貢献意欲) 3、コミュニケーションと定義しました。

組織も個人も成功するために絶対欠かせないものは、人間関係です。人の協力がなくては成功は、出来ませんので、コミュニケーション能力や周りを巻き込む力が必要になります。

 

成功している人のコミュニケーションの特徴は「常に対等である」という意識を持っていることであるといいます。


 「あの人のほうが偉い」「自分のほうがすごい」などという比較の心を持つ人は「本気のコミュニケーション」が図りにくいと言われます。

 最近の伸びている会社は、フラットな人間関係を意識している会社であるともいわれます。

 文鎮型の組織と言われ、なるべく階級の少ない組織が理想とされています。


 

文鎮型組織(権限を基調としたタテの関係の弊害をなくすために,階層の数を減らしていくと,ごく少数の管理者以外は全員ヨコの関係という組織ができ上がる。これを組織図にすると,文鎮のような形になることからこう呼ばれる。)

 



 これからは相手が社長でも上司でも本音を言い合える人間関係をつくることがビジネスも人生も成功させる大きな要因になるといいます。

 もちろん対等なコミュニケーションとは、ただ馴れ馴れしくしたり、タメ口をきいたりすることではなく、相手をしっかり敬い、思いやりを持ち、言葉遣いにも気を付け、全体最適の考え方伝えることです。

 


特に最近の若者は、目上の方へコミュニケーションが苦手と言われていますので、以下の3項目を注意すると良いと思います。 


  1. 「絶対に私利私欲がないことを自分の心に問いただせ。
  2. 礼を尽くして話しているか、上司の気持ちを慮(おもんばか)っているか省みよ。
  3. 自分が話していることが正しいと思っていても、いったんは引け。 BY諸橋轍次

 

 「対等なコミュニケーション」を実践するポイントはどんな人ともゼロベースで付き合う訓練が必要になります。


 コミュニケーションが苦手な人は、キャリア、肩書、名声を気にしすぎる傾向があるといいます。


 誰でも年齢、役職、経験によって礼儀、思いやりは必要であるが、そのことによって偉いわけではなく

「人間はみんな平等である」という根柢の人間観を持つことが大事です。


 そのためには、自ら積極的に色んな交流会に参加することや新しい出会いを求めることで訓練しなくてはなりません。


 新しい人間関係は緊張から始まるのが普通ですので、新しい出会いやコミュニティには、神経を使いエネルギーを使います。


いつもの同じメンバーで同じ考えで暮らすことは、楽に安全にエネルギーを使わずに簡単に生きることができます。


しかし、気楽な付き合いをしているだけでは、自分の潜在している価値や、魅力に気づくことができないだけでなく人間的成長もできません。結果的に自分の可能性をディスカウントしていることになります。

 


 自分の魅力を生かすためには、自ら緊張する場面に、向かう勇気が必要です。

 「頼まれごとは試されごと」という言葉もありますし、どんどん新しいこと、新しい人、新しい仕事、新しい交流、新しい研修にチャレンジしましょう!

 自分で苦手をつくるのは、もったいないことです!僕ももちろん頑張ります!


 

 

2016年2月20日  篠原感謝和隆

スタッフ数   48人(スタッフ100名まで残り52名)

夢野店7人  住吉店8人 アンベリール11人 アンジェ8人 六甲店4人 アルプス店4人 オフィス2人内定5名