親愛なるスマイラーの皆様へ




コミュニケーションとは、意思疎通のことであり、コミュニケーションの目的は「信頼関係を築くこと」であると言われます。

そしてコミュニケーションの方法には、2種類あり①「バーバルコミュニケーション」話や文字など「言葉を使った」コミュニケーションと②「ノンバーバルコミュニケーション」非言語的コミュニケーションのことで、顔の表情、身振り手振り、声のトーンなどの「言葉以外での」五感を使った非言語コミュニケーションがあります。


 

特に最近の傾向として、SNSなどを使った一方的なコミュニケーションは得意ですが、お互いを知り合い理解し合う双方向コミュニケーションが苦手な人が多いと言われています。

その為「会話泥棒」と言われる相手の話を傾聴するのではなく、すぐ自分の話に変えてしまう傾向が強いようですので、話すことよりも聴くことや相手の話を深堀するようにすることが重要です。

特に美容業では、お客様の情報を知ることで、その人の「意思、価値観、思考、感情」を理解し、その方に合ったサービスや会話を提供するスキルが重要になります。


世代が違うと話が合わないなんて言うのは間違い。話が合わないんじゃなくて、話を引き出せない自分がバカなのだ。年寄りとお茶を飲んでいて、「おじいちゃん、この茶碗は何?」って聞けば、何かしら答えが返ってくる。きっかけさえ作ることができれば、思いもよらない話が聞けることもある。相手はいい気持ちになれるし、こっちは知らなかったことを知る。相手が小学生だって同じだ。by北野武(ビートたけし)




また接客業では、言葉以前に相手に与えるノンバーバルコミュニケーション①身体動作(身振り手振り、姿勢、表情、視線)②相手との距離③準言語(声の質、大きさ、スピード)④身体的特徴(体臭、髪の色)⑤身に付けるもの(香水、化粧品、服、アクセサリー)の重要性を知り、印象を考える必要があります。

 

心理学者のアルバート・メラビアン博士は、話し手が聞き手に与える影響がどのような要素で形成されるか測定した結果、話し手の印象を決めるのは、「言葉以外の非言語的な要素で93%の印象が決まってしまう」ということがわかりました。

 

視覚情報 (Visual) - 見た目・身だしなみ・しぐさ・表情・視線 ... 55%

聴覚情報 (Vocal) - 声の質(高低)・速さ・大きさ・テンポ ... 38%

言語情報 (Verbal) - 話す言葉そのものの意味 ... 7% と言われます。


 

私たちは、微笑む人を見ると、自分も楽しくなってくる。笑顔は感染効果があるのである。だからこそ、どんなときでも笑顔を絶やさないようにするのがポイントだ。人を気持ちよくさせたいなら、微笑んでいればいい。by内藤誼人


 

 コミュニケーションの神髄は「聴くこと」、そしてそれ以前に、身なりを整え、笑顔と低姿勢で接すること。

 


 

コミュニケーションは、自己主張でも自己表現でもありません。結局コミュニケーションの目的は、「人と仲良くしたい」ということに尽きると思う。相手を言い負かして優位に立つことでもなく、自分を理解させることでもなく、ただその時間を楽しく過ごしたい。そこが最終目的地じゃないでしょうか。by吉田尚記



 人生の幸せの90%は、人間関係と言われますので、幸せな人生を送るためにも良いコミュニケーションの出来るスキルは重要です。

これからの時代は、人は心地良いコミュニケーションのとれる人やお店に集まります。

ぜひコミュニケーションスキルを高める努力をしていきましょう!

 

 

 

2017年5月25日  篠原感謝和隆

スタッフ数   37人(スタッフ100名まで残り63名)

夢野店7人  住吉店5人 アンベリール8人 アンジェ8人  アルプス店4人 オフィス1人新人さん3名