働きたいという意思を少しでも持っている人や、体力のある障碍者や高齢者に雇用のチャンスを提供するのは、企業の使命と責任である。また、そうすることでこそ、真の強者の望むことでもある。

 私たちは、「強者もやがては弱者になる」という宿命のもとに生きている。生涯はその人の努力の有無や程度ではなく、一定の確率で発生するからだ。

 障碍者や高齢者の雇用に消極的な企業、さほど努力をしていない企業の経営者は「自分や自分の愛する家族は、障害者にも高齢者にも決してならない」と言っているようなものである。