平成28年12月9日(金曜日)
おはようございます!!
毎日の忙しいサロンワーク&ルーティンでの習慣強化ありがとうございます!!
昨日から、SPCでの偉大なる先輩経営者 本山庫三氏の葬儀で豊岡で来ています。
自分が25歳からのお付き合いになるので約20年影響を受け続けた先輩経営者であります。
自分の父親の友人でもあることから何かと気にかけていただきました。
自分とは、まったく逆のタイプの経営者で、石橋を叩いて渡る。
また叩いて叩いて石橋を壊すほどの慎重さを持った方でした。
若い頃は、挑戦するものこそ素晴らしい経営者であると考えていた自分には受け入れがたい存在でした。
たぶん本山氏も自分を、慎重さのない未熟な経営者であると心配していただいていたと思います。
当時の自分は会社の利益が出たら、すべて次のチャレンジや人財に投資をするべきだと考えていた思い違いをしていましたが、本山氏は強い会社をつくるために会社にキャッシュを残すことを優先していました。
本山氏は、どんなに利益が出ても、質素に暮らし、おごらず飾らず無駄な投資も消費もしない方でした。
良くマスコミなどに、取り上げられるヒルズ族などの成功者とは、真逆の生き方をされていました。
若い自分は、そんな本山氏を魅力的に感じることができませんでした。
ある時、SPCの定例会議を豊岡の本山氏の事務所で行う機会があり、新しくできた事務所に行かせていただきました。
その時の衝撃は、今でも忘れません。
かなりの利益やキャッシュを生んでいる会社であったはずですが、事務所は全くの改装も加えておらず、最低限必要なものしかない、依然の事務所で使っていたであろう使いまわしのモノばかり、質素さの極みのような事務所でした。
利益を十分に出しながら、新しい事務所を開設するとほとんどの方が、きれいで見栄えの良いような事務所をつくるはずが、まったく逆でした。
普通なら周りの目や、自分のエゴを優先してお金をかけるところを、実に堅実で自分の生き方を貫いた事務所でした。
私たちは、色んな人から影響を受け、あるいは周りの目を気にして「思っていること」「言っていること」「やっていること」を同じにすることは難しいものと思います。
本山氏は、誰よりも「思っていること」「言っていること」「やっていること」に一貫性を持った名経営者であり、素晴らしい人間でした。
自分は本山氏の事務所を見たときの衝撃から、自分の本山氏に対する見方は「尊敬」の一念のみになりました。
誰よりも頑固に一貫性をもって人生を生き抜いた本山氏の生き様に負けないくらいの信念をもって自分も、経営者として、男として人として成長せねばなりません。
成功とは、お金をかけたぜいたくな暮らしをすることではなく、自分に自信を持ち、信念を持ち、一貫性のある人生を送ること。
本山庫三氏が自分に、生き方をもって教えてくれたことを一生の宝にしていきます。
本日は尊敬する本山庫三氏の葬儀に参加してきます。
PS
本山氏に「篠原君は父親を超えたよ」と言われた時にの嬉しさは、今も自分の自信の源になっています。
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ビジョンは希望を生む
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「将来、こうなりたい!」「世界一の会社にしたい!」と
思って仕事をするのと、何も考えずに仕事をするのでは、
天と地ほどの差が生まれます。
明るい将来像(ビジョン)は希望を生みます。
ビジョンをもって仕事に毎日を送りましょう。
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