読むと元気になる!仕事のヒント満載!!神戸の美容室 スマイル のオーナー篠原感謝和隆のブログ

神戸の美容室 スマイルの社長blog スタッフへ送り続けているメッセージをまとめています。 美容師さんはもちろん、異業種の方の仕事のヒントになればうれしいです。

カテゴリ: 経営者の手帳 真の経営者は、弱者にやさしい 坂本光司

『人の幸福は、働くことをおいて得ることは不可能である。』


人の幸せは四つといわれる。

一つは人にほめられること。

二つは人に必要とされること。

三つは人の役に立つこと。

四つは人に愛されること。

これら四つの幸せは、働くことにおいて得ることは不可能だ。どんな重度の障害のある人でも働く場を欲しているのは、働くことがどんなに大変でも、幸せになりたいからである。

 しかしときどき、健常者の中で社会の圧に耐えられず、働くことから逃避しようとする人がいる。それは大きな問題だ。

 幸せになりたいなら、積極的に働くべきである。そして誰かを幸せにしてあげたいと思ったら、困っている人に雇用のチャンスを提供し続けることである。


坂本光司







『真の価値とは、世のため、人のために汗をかくことである。』


真の価値とは、正しい努力に対する価値であり、さほどの努力をしなくても手に入れられる価値は、単なるバブルである。

 バブルのような価値の代表格は、地価や株価などである。土地や株の所有者は、世のため、人のために、脳や額にどれだけ汗をかいたのであろうか?

 座して待ち、転がせば利益が出るようなものは、真の価値とは言えない。

 私たちは、株や地価には一喜一憂しない経営、生き方をすべきである。

坂本光司




『人はお金のためではなく、愛する人のため、幸せになりたいために働いている』


経営者のなかには「人はお金のために働く」と考え、お金をはじめとした物的なものにすべての価値判断を置いて言動する人がいるが、それは間違っている。こういうエピソードがある。


 新聞の折り込み求人チラシを持った中年の婦人が、娘とともにある会社を訪ねてきた。

 婦人は事務所にいた社長に「この子(少女)を働かせてください」と嘆願するが、社長は「この子では無理だ」と断った。すると婦人は重ねて「どうかこの子を働かせてください。私も朝八時から夕方五時まで一緒に働きます。私の給料は一円もいりません」と涙ながらに嘆願したという。


 「誰もがお金のために働き、職場は金稼ぎのための場所にすぎない」と考えていたその社長は、母親のこの言葉を聞いた日を境に、「人はお金のために働くのではなく、世のため人のため、愛する人のために働くのだ」と、考えを新たにした。


 ちなみに、この少女を採用した会社は、その後今日まで、一貫して成長・発展し続けている。


坂本光司




『国や県など、行政機関が何と言おうと、審議会や委員会の人選を見れば、本気かポーズかがよくわかる。』
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 国や県、あるいは市町などには、その行政運営を専門家の目線で評価し、より良い行政運営をしていく為、審議会や委員会が設置されている。しかし、これが曲者である。

 その選ばれた委員や会長、委員長の人事が問題なのである。私に言わせれば、いくら国や県が改革を進めるためと言っても、その人選、特に委員長職や会長職の人選を見れば、本気なのか、ただのポーズなのかがわかってしまう。


 つまり現状を本当に変えたくない場合には、国や県は行政批判をほとんどしない御用学者をメンバーに選ぶのだ。しかしそのことは、賢明な国民や市民にはすぐにわかることなのである。

坂本光司





 経済社会のボーダレス化、グローバル化の進行のなかで、わが国の未来を決する産業は、これまでの中核的産業である工業ではなく、農業である。


 中国やインドなど、アジアの国々の工業の実態を見れば見るほど、工業は間違いなくアジアにシフトすると思えるからだ。わが国に今後とも残る工業は、海外ではどうしてもできない・やれない、新しい価値創造分野に限られるのは必然である。
 では、わが国の未来はどの産業が握っているのか?その重要な一つが、数年前まで衰退の一途であった農業だ。
 アジアの各国を視察すると、世界で最も安全度・安心度の高い、かつ高品質のわが国の農産物に対する人々の関心はことのほか強いことが実感される。
 食糧危機も迫っている。自給率を高め、食の安全を守る一方で、農業を国の産業の柱としていけるかどうかで、この国の将来が決まってくる。

坂本光司



『労使はパイを奪い合う関係ではなく、新しい価値を共に想像する関係であるべきだ、』


経営者と社員、労働組合の関係は、取った、取られた、勝、った、負けたといったパイを奪い合うような対立関係などではない。
 企業にかかわりある人々の、永遠の幸せのために共に手を携え世界の人々が喉から手が出るほど欲しがるような新しい感動的価値を創造し続けることが、経営者と社員、労働組合の共通の目標である。

 賃金や労働時間をめぐる、自分たちだけが幸せになりたがっているかのような労使の内輪の争いは、外部から見れば滑稽だ。

労使は本来,同志、家族なのである。


坂本光司




『行政のやりすぎは、経営者や社員のやる気をそぐ。』



近年、中小企業が総じて弱体化しているのは、不況やボーダレス社会、グローバル社会の進行などのせいだけではない。中小企業自身の起業家精神の衰えが大きい。

 というのは、起業家精神が健在の企業は、好不況を問わず、好業績を持続しているからだ。中小企業の起業家精神が衰えてしまったのは、なぜなのか?
 「豊かさの貧困」の結果現象も、理由の一つに挙げられるかもしれない。ただもう一つの大きな理由は。行政の過度な規制や過剰なサービスが、結果として中小企業の起業家精神を抑えてしまったことである。
 本来、企業自身、または企業に属する社員自身がやるべきことを行政が代行したり、民間サービスがすでに十分に機能しているにもかかわらず、行政が民間と競争、圧迫するような大盤振る舞い的政策を実施してきたからだ。
 こうした過剰サービスの提供により、本来中小企業やその社員が自分で努力をしなければならない価値を、簡単に手に入れることができる状態にしてしまった。
 肝心なのは、行政は、真の弱者の支援や基盤整備時の激変緩和策を除き、可能な限り何もやらないことである。

坂本光司



『本社は限りなく小さいほうがよい。本社社員は本社の正当性を示すため、次から次に「管理」というくだらない仕事を創るからだ。』


 経営問題を、工場サイド、経営サイド、研究サイドの問題ととらえ、その改革・改善に取り組む企業が多い。しかし、より大きな問題を抱えているのは本社サイドである。
 工場サイドや営業サイド、研究サイドの問題の多くは、本社がつくりだした問題といえるからだ。その一つが本社のサイズの問題である。私に言わせれば、総じて巨大すぎるのだ。
 ここでいう本社とは、人事、経理、総務、そして情報システムなどの管理部門だが、そこに所属する社員が全社員の一割以上を占めている企業がざらにある。 本社は現場と違い、総じて居心地がいいため「社員が多すぎる」という人など一人もいない。
 このため、自らの忙しさを示そうと、次から次に現場を管理するためのくだらない仕事をつくることになる。現場は、本来、顧客に振り向けるはずの時間を、本社の為に費やしてしまう。
 本社の生産性はもとより、現場の生産性を高めたければ、本社は可能な限り小さいほうがよい。私の経験では、本社要員は全社員の五%以下で十分である。

坂本光司




 

『時代(次代)は二・五次産業を求めている。』

元気な企業を調べてみると、二次産業か三次産業かわからない。あるいは一次産業なのか三次産業なのかわからないタイプの企業が多い。
 しかしこれからは、このことこそ重要になると思われる。
 たとえば製造業であれば、生産機能は、もとより、研究機能や直販機能が必要になるだろう。流通業でいえば、流通機能はもとより、生産機能や研究開発機能も保有する経営が必要になる。

 簡単にいえば、自分で考え、自分でつくり、自分で売る二・五次産業化である。
 こうしたタイプの経営が評価されるゆえんは、中抜きによる大幅コストダウンの実現や、生活者に密着した商品づくり経営ができることが挙げられる。
 ただそれ以上に意味があるのは、つくった人が売る、売る人がつくるといった企業組織のほうが、社員間、部門間の責任の転嫁が行われないばかりか、より多くの社員がつくる喜び、売る喜びを体感できるようになるからである。
 その意味では今後、いかにも二次産業らしい企業、いかにも三次産業らしい企業の未来は危ういといえるだろう。

坂本光司




『業種分類不可能型企業経営は、不安定・不確実な時代を生き抜く一つの道である。』

経営環境は、いつの時代も不安定・不確実である。つまり好不況も、期間の長短はあるとはいえ、必ず繰り返し発生するし、技術も日進月歩・秒進分歩で高度化する。
 こうした時代にあって、不況やイノベーションのいけにえにならないためには、不安定・不確実を前提にした経営がよい。

 不安定・不確実を前提にした経営とは、ある特定の市場・企業・商品に過度に依存しない経営、その商品がなくなったら、あるいはその取引先との取引がなくなったら企業経営が成り立たないような経営を避ける経営である。
 業績だけで考えるなら、ある特定の企業や商品に特化した方がよいかもしれない。しかし、大切なのは継続なのだ。

 その意味で、ある特定の市場・企業・商品への依存度を意識的に下げ、もしその商品がなくなったとしてもビクともしない市場構成、商品構成、そして取引先攻勢を目指すべきである。

坂本光司

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『中小企業と大企業は本来、対比させるべき存在ではない。生きる世界が違うのである。』


 中小企業問題や、その対策を考える場合、大企業との比較において論じる関係者が多いが、それは決定的に間違っている。こうした勘違いが、中小企業問題を複雑化、深刻化してしまったとすら考えられる。

 中小企業と大企業は、本来生きる世界が違う企業体である。だから比較し、論ずること自体ナンセンスなのだ。

 魚にたとえれば、中小企業は雑魚であり、浅瀬で泳ぐべきである。一方、大企業は鯨であり、陸から離れた広く深い海で泳ぐべきである。


 もしも雑魚である中小企業が深い海に行ったら鯨に食べられてしまうし、逆にクジラが浅瀬に来たら泳げなく死んでしまう。

 小さな生き物には、小さな生き物の生存条件がある。それをわかっていない中小企業が多すぎる。

 中小企業は、一日も早くこのことに気づき、広く深い市場とは決別し、狭い分野でオンリーワン企業、独立起業を目指すべきである。

坂本光司


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