読むと元気になる!仕事のヒント満載!!神戸の美容室 スマイル のオーナー篠原感謝和隆のブログ

神戸の美容室 スマイルの社長blog スタッフへ送り続けているメッセージをまとめています。 美容師さんはもちろん、異業種の方の仕事のヒントになればうれしいです。

カテゴリ: スタッフさんへの手紙(月1回)

親愛なるスマイラーの皆様へ

 

「戦略思考」と「顧客満足(CS)経営」」

 

会社は利益を上げなければ成り立ちません。利益を上げることは恥ずべきことでもなければ、人の道に反したことでもありません。

自由市場において、競争の結果で決まる価格は正しい価格であり、その価格で堂々と商いをして得られる利益は正しい利益です

厳しい価格競争の中で合理化を進め付加価値を高めていく努力が利益の増加を生むのです

お客様の求めに応じて営々と努力を積上げることをせずに投機や不正で暴利を貪り、一攫千金を夢見るような経営がまかり通る世の中ですが、公明正大に事業を行い正しい利益を追求し、社会に貢献していくのが京セラの経営です by稲森和夫


S_4388639782185


 

売上金額から仕入れ額を差し引いた利益を、「粗利益」と言い、またの名を「貢献利益」「付加価値利益」と呼びます。

 

価格競争に巻き込まれずに、会社の経営を安定させて、強い幸せな会社を創るためには「粗利益」の高い商品をたくさん回転させることが重要といわれますので「貢献」と「付加価値」という言葉は、強い会社のキーワードになります。

 

ライバル他社よりも高い価値を提供できることを差別化戦略といい、付加価値とはライバル他社よりもお客様に貢献することですので、その為には【手間ひま】をかけることが大事です。

 

 差別化戦略に成功している企業は、ライバル他社がやりたがらない「面倒くさいこと」「手間のかかること」を徹底して行ってといると言います。


大倉海岸_8

 

 またそのためにも、自社のお客様のターゲットを絞り込み「誰に、何を、どのように売るのか」を絞り込み、そのお客様に自社に【価値】集中して与えることが大事でありその考え方を「戦略思考」と呼びます。

 

 絞り込んだお客様に【経営資源【人、モノ、金、サービス】を手間ひまかけて注ぎ込むことにより、どんなに価格が高くても「あなたから買いたい」と思われる人や会社になれること、それを「顧客満足(CS)経営」言われます。 

 「顧客満足(CS)経営」とは「お客様の満足を組織的に作り出し、そして継続し続ける経営」のことを言います。

 

 中小企業がしてはいけないことは、価格競争であると言われ、その価格競争に巻き込まれないためにも、そして自宅から何軒もの美容室を通り越して自店に来続けていただくためにも、「あなたでなくてはならない」とお客様に感じてもらい選ばれる必要があります。

 

 そのために中小企業がすべきことは、すべてのお客様に100%の満足を提供するのは難しく、「戦略思考」で絞り込んだ一部のお客様が150%の満足をしてもらえる「技術、サービス、接客、問題解決」をする「顧客満足(CS)経営」であるといわれます。



大倉海岸_7

 

 「戦略思考」と「顧客満足(CS)経営」言葉にすると難しそうですが、自店の価値を感じていただけるお客様に、どこのサロンよりも「手間ひま」をかけて貢献し、喜び、感動を与え続けること、そのことによりどんなに高くても、どんなに遠くても「あなたから買いたい」と思っていただけるサロンをつくることができるのです。

 

 「戦略思考」も「顧客満足(CS)経営」も生み出すのは人財です。その為には、お客様の為に積極的学び続け、成長し続ける社風をつくることが大事です。

 

 ぜひスマイルは、積極的な全員参画経営で全員が人財になり、お客様の喜びをつくり続けていきましょう。

 

 

2016年5月31日  篠原感謝和隆

スタッフ数   45人(スタッフ100名まで残り55名)

夢野店7人  住吉店7人 アンベリール14人 アンジェ9人 六甲店3人 アルプス店4人 オフィス1人

 

親愛なるスマイラーの皆様へ

「よく学び、よく遊び、いつも感動」


「学べば学ぶほど、自分が何も知らなかった事に気づく、気づけば気づくほどまた学びたくなる。」 BYアルベルト・アインシュタイン

 4月からのスマイルグループ2106年度のスローガンと基本方針を決めさせていただきましたので、

覚えていただけると嬉しいです。


2016年度スローガンは

「よく学び、よく遊び、いつも感動」

~嘘でも元気!元気があれば何でもできる!~


]


2016年度は、スマイルのオンリーワンの魅力である「勉強好き」「仲の良さ」「フレンドリー接客」を磨き、特化させ【スマイルらしさ】【スマイルブランド】を確立していきます。










『よく学び』・・・学び続ける人ほど、自分の無知に気づき謙虚になり更に学び、成長します。

逆に今の自分に満足し学ぶことをやめた人は、傲慢さを身につけ、傷つくつくことを恐れ自分に敢えて無自覚に生きます。

学び続けることによって、「気づき」があり「反省」がありますが、「自分はできている」と思った瞬間から「気づき」がなくなり、人は本当の意味で学ばなくなるといいます。

今の自分に安住している人は、自分の価値や可能性をディスカウントしていますし、自分の価値や可能性を認めない人は、知らず知らずに他人の価値、未来もディスカウントします。

人間はすべての人が、素晴らしい価値と可能性を持っています。自分の価値、可能性に気づくには、自ら積極的に学び続けることが必要です。その為には、環境も大きく影響します。学び続ける「幸せな人財」を生み出す社風が重要です。

スタッフ一人ひとりが積極的に学ぶ姿勢を持つことで社風は変わります。ぜひ皆さんの力でスマイルを学び続ける会社にしていきましょう!!




『よく遊び』・・・スタッフ同士の接点を増やしお互いを認めあえる家族のような仲間づくりをします。

具体的には毎月最終月曜日は、「仲良しDAY」と決めて、スタッフ全員で遊びます!遊びの中からもお互いの魅力を見つけます。仕事の愉しみは人間関係が大きなウエイトを占めます。自分からたくさんの人と仲良くなれる、認められる能力を遊びの中からも身につけましょう!






感動できるという能力、つまり自分が楽器だとすると、その楽器をどれくらい大きく鳴らせるか――人と会って大切な話をしているとき、あるいは、何か心動かされる物事と向き合っているとき、人生の大事な局面に佇んでいるとき、自分という楽器をどのくらい大きな音で鳴らせるか――、そのことで、人間の器は決まるのです。

 小さくしか鳴らせない人は、小さな人になってしまうのです

大きく共鳴できる人は、大きな人になるのです。 BY 茂木健一郎







『いつも感動』・・・顧客満足の最上は「顧客感動」です。「誠実」で「粘り強く」「熱意」がある「マメな接客」が感動を呼びます。

Smile営業理念」を全スタッフに理解していただき「何のために売上を上げるのか?」という共通の価値観を持ち、全スタッフが「お客様の為なら何でもする、お角様の喜ぶことなら何でもする」という営業マインドを持ち顧客感動を全員で一致団結して目指します! 


ぜひ2016年度スローガンを全員で共有し、世の中に「価値」を与え続ける、全員が最高の人生を送れる会社づくりに挑戦しましょう!!



2016年3月31日  篠原感謝和隆

スタッフ数   46人(スタッフ100名まで残り54名)

夢野店8人  住吉店8人 アンベリール13人 アンジェ8人 六甲店4人 アルプス店4人 オフィス1

親愛なるスマイラーの皆様へ

 

平等なコミュニケーション

 

「人間は自分自身だけでは能力に限界があるため、その限界を克服し、共通の目的を達成するために他の人々と協力して一緒に行動するという事。組織を協働行為の体系と定義する。」 チェスター・I・バーナード

 


 先のチェスターバーナードは「組織成立の為の3要素」は 1、共通目的(組織目的) 2、協働意志(貢献意欲) 3、コミュニケーションと定義しました。

組織も個人も成功するために絶対欠かせないものは、人間関係です。人の協力がなくては成功は、出来ませんので、コミュニケーション能力や周りを巻き込む力が必要になります。

 

成功している人のコミュニケーションの特徴は「常に対等である」という意識を持っていることであるといいます。


 「あの人のほうが偉い」「自分のほうがすごい」などという比較の心を持つ人は「本気のコミュニケーション」が図りにくいと言われます。

 最近の伸びている会社は、フラットな人間関係を意識している会社であるともいわれます。

 文鎮型の組織と言われ、なるべく階級の少ない組織が理想とされています。


 

文鎮型組織(権限を基調としたタテの関係の弊害をなくすために,階層の数を減らしていくと,ごく少数の管理者以外は全員ヨコの関係という組織ができ上がる。これを組織図にすると,文鎮のような形になることからこう呼ばれる。)

 



 これからは相手が社長でも上司でも本音を言い合える人間関係をつくることがビジネスも人生も成功させる大きな要因になるといいます。

 もちろん対等なコミュニケーションとは、ただ馴れ馴れしくしたり、タメ口をきいたりすることではなく、相手をしっかり敬い、思いやりを持ち、言葉遣いにも気を付け、全体最適の考え方伝えることです。

 


特に最近の若者は、目上の方へコミュニケーションが苦手と言われていますので、以下の3項目を注意すると良いと思います。 


  1. 「絶対に私利私欲がないことを自分の心に問いただせ。
  2. 礼を尽くして話しているか、上司の気持ちを慮(おもんばか)っているか省みよ。
  3. 自分が話していることが正しいと思っていても、いったんは引け。 BY諸橋轍次

 

 「対等なコミュニケーション」を実践するポイントはどんな人ともゼロベースで付き合う訓練が必要になります。


 コミュニケーションが苦手な人は、キャリア、肩書、名声を気にしすぎる傾向があるといいます。


 誰でも年齢、役職、経験によって礼儀、思いやりは必要であるが、そのことによって偉いわけではなく

「人間はみんな平等である」という根柢の人間観を持つことが大事です。


 そのためには、自ら積極的に色んな交流会に参加することや新しい出会いを求めることで訓練しなくてはなりません。


 新しい人間関係は緊張から始まるのが普通ですので、新しい出会いやコミュニティには、神経を使いエネルギーを使います。


いつもの同じメンバーで同じ考えで暮らすことは、楽に安全にエネルギーを使わずに簡単に生きることができます。


しかし、気楽な付き合いをしているだけでは、自分の潜在している価値や、魅力に気づくことができないだけでなく人間的成長もできません。結果的に自分の可能性をディスカウントしていることになります。

 


 自分の魅力を生かすためには、自ら緊張する場面に、向かう勇気が必要です。

 「頼まれごとは試されごと」という言葉もありますし、どんどん新しいこと、新しい人、新しい仕事、新しい交流、新しい研修にチャレンジしましょう!

 自分で苦手をつくるのは、もったいないことです!僕ももちろん頑張ります!


 

 

2016年2月20日  篠原感謝和隆

スタッフ数   48人(スタッフ100名まで残り52名)

夢野店7人  住吉店8人 アンベリール11人 アンジェ8人 六甲店4人 アルプス店4人 オフィス2人内定5名


親愛なるスマイラーの皆様へ

リーダーシップの真髄とは学び続けること



指導者自身が 輝いていること。 輝くためには指導者が 常に勉強している。 そうすると、子供たちも イキイキとしてきます BY藤重佳久(活水高等学校吹奏楽部音楽監督).


 

 テニスプレーヤ-として、世界ランキングシングル八位、ダブルス一位になるなど、活躍をした杉山愛選手のコーチであり母親である、杉山芙紗子氏がリーダーシップについて語っておられたのが心に残り、感銘したのでお伝えしたいと思います。


 

 芙紗子氏は、コーチとして大事なことは、子育てと同じで「その子の良いところを伸ばすにはどうしたらよいか?を常に考えること」であるといいます。


 コミュニケーションとは、相手が自分の意に沿わないことをしても、一方的に自分の考えを押し付けずに、「なぜそう言うことをするのか?」を聴くこと、相手を一人の人間として見ることであるといいます。



そのうえで、コーチがなすべきことは「その話し合いのリーダーシップをとりつつも、相手の良いところを引き出していくことにある」といいます。

 


「変化の時代には、学ぶ者が地上を制し、学ぶことをやめた者は、自分の力を発揮できる世界がもはや存在しないことに気づく」byエリック・ホッファー


 リーダーシップの「シップ」とは、「し続ける」というとで、リーダーシップとは「リーダーで居続けることである」、つまりリーダーシップの真髄とは、「常に学び続け、自分を磨き続けること」です。


 一人でも部下がいれば、もちろんリーダーシップが重要ですし、誰もが自分自身の人生のリーダーであるとは、よく言われます。



 自分の部下を輝かせるためにも、自分自身の人生を輝かせ続けるためにも「学び続けること」は重要です。


学び続ける人は、たとえその人が80才でも若いと言える。逆に、学ぶことをやめた人は、20才でも年老いている。人生で最も素晴らしいことは心をいつまでも若く保つということだ。 byヘンリー・フォード


 

 やはり、いつまでも「学び続ける人」は、謙虚さがあり感謝がある人です。「学ぶことをやめた人」は謙虚、感謝のない人で、人の良いところが認められず、結果的に自分自身の魅力がなくなります。



 スマイルは、「学び続ける会社」にすることにより、「強く幸せな会社」になると考えています。

その為には、今いるスタッフさん全員で「学ぶ社風」を創っていくことが重要です。


 

自分自身もしっかり学びスマイルを「どこよりも学べることが特長」の会社にしていきたいと思いますので是非、協力をお願いいたします。



 共に学び、共に栄えましょう!

  

2016年1月1日  篠原感謝和隆

スタッフ数   48人(スタッフ100名まで残り52名)

夢野店7人  住吉店8人 アンベリール11人 アンジェ8人 六甲店4人 アルプス店4人 オフィス2人内定5名

 

親愛なるスマイラーの皆様へ

トリム・タブ(小さな舵)

この世で成功する人とは、立ち上がって、自分が望むような状況を探し回り、もし見つからなければそれを創り出す人だ。byバーナード・ショー(劇作家)



 組織の中にいる人には、多かれ少なかれ「自分が変えようとしても環境が変わらない」「自分には変える力、地位がない」という悩みがあるといいます。





1449056666700.jpg



どんな組織でも、急に良くなることは,ありませんし、方向を変えようとしても、昔からの習慣ですぐに元に戻るものです。


 そして、自分が数回変えようとしても環境が変わらないと、あきらめてしまうことを心理学では『学習性無力感』というそうです。




DSC_4351.jpg




 


しかし組織を良くするためには、そこであきらめずに、小さな変化を継続し会社を良くする人財が、必要です。


大きな船の方向を変えるのはトリムタブ(さな舵)から始まるといいます




トリムタブ

バックミンスター・フラーが提唱したトリムタブとは、小さな部分が、巨大な全体をわずかな力で動かす働きのことを指し、彼の思想で頻繁に使用された概念 である。

本来のトリムタブとは、船舶において舵自体につける更に小さな舵のことをいう。これになぞらえて、フラーはか弱い個人でも最大限の決意を持って正しいことを行えば、人類という巨大な船を動かしうると主張した。




どんな立場でも、肩書があってもなくても、地位があってもなくても、年齢はいくつでも会社の方向を変える原因となる、小さな変化は起こせます。



もし真剣に勝ちたいのなら、「これじゃ勝てない、こうしてくれ。」と言わなきゃいけない。みんなで慰め合っていても勝てっこない。 by岡田武史(元サッカー日本代表監督)





ぜひとも、責任者意識で自分が会社を変えるつもりで、会社のトリムタブになる人財が育つ会社にしたいものです。

 



トリムタブになるためには、まずは自分自身を変えなければなりません。自分自身の変化が「自信」→「信頼」→「尊敬」→「影響力」を手に入れ、周りの心を動かし、協力者を生みます。





そして、自分を変えるものは「習慣」です。世の中で成功している人は、間違いなく小さな変化を積み重ねる努力をし、良い習慣を持った人です。



「世界に変化を望むのであれば、自らがその変化になれ」 BYマハトマ・ガンディー



自分が変われば、世界が変わるという概念を持ち、自分自身も周りの人も幸せにできる人財がスマイルには必要です。

まずは、自分自身も少しずつでも学び、成長し「強く、幸せな会社」を創っていきますので、今後もご協力をお願いいたします。






2015年12月13日  篠原感謝和隆

スタッフ数   44人(スタッフ100名まで残り56名)

夢野店7人  住吉店8人 アンベリール11人 アンジェ8人 六甲店4人 アルプス店4人 オフィス2人


スタッフさんへの手紙2015年11月 「やめるを決める」

親愛なるスマイラーの皆様へ


やめるを決める


自らの強みを生かそうとすれば、その強みを重要な機会に集中する必要を認識する

事実、それ以外に成果をあげる方法はないbyドラッカー



先日、ご縁があって、徳島の有名な大塚倉庫株式会社の社長濱長一彦氏の講演を聴かせていただきました。

濱長氏は、前社長の大塚太郎氏の教えの下、3年間で80億円の売上をアップしという実績を残しました。

その講演のテーマが「やめるを決める」というもので、「常識にとらわれずに、新しい常識をつくる」という考え方で、顧客の絞り込みや仕事の効率化により大幅に売上も利益も急増させ、会社を「日々過ごせば良い会社」から「戦う会社」に、社員さんの意識を「できる思考」に変革させたといいます。





  大塚倉庫に入社した時、私はパッションをもって仕事に励んだ。ところがいつの間にか、そのパッションは消えた。それが太郎社長と共に大塚倉庫を「市場で勝ち続ける会社」とする為に取り組んだ3年間に、もう一度パッションが呼び覚まされた。

営業メンバーたちとの徹底した議論を通して、ゴールを共有し、共に戦う仲間ができた。

私が、社員が、そして会社が変わった。      by濱長一彦



 「やめるを決める」には、まずは、自分たちのターゲット顧客のニーズを知ることが重要なります。自分たちのお客様は何を必要としているのか?を深く知ることです。

 


次に「自分の強みを知る」ことが、大事であるといいます。強みを知り、お客様の本当のニーズを知ることその重なる部分が自分の、自社の注力すべき攻めるところであり、自分たちの強みがオンリーワンに成長します。そして「強みを活かす」こと、それは、自分の「弱みに手を付ける」のではなく、自分の強みを伸ばすことに注力することです。







次に「差をつける」ということで、差別化をすると言うことです。大塚倉庫のような運送業界では、価格以外の差別化をしにくい業界であるそうですので、美容業界と似ているかもしれません。しかし差がないからこそ差をつけることが出来ると前向きに捉えています。

差別化をするためには、自分の強みと顧客のニーズが合致するところに集中して力を入れオンリーワンを目指すことが大事です。 自分や自社の強みを伸ばし、弱みを捨てること、つまり「やめるを決める」ということです。自分の強みと顧客のニーズが合致する部分こそ「自分の差別化」(オンリーワン)の重要点です。


集中せよ、成長戦略は集中を要求する、成長戦略の最大の間違い、しかも最も一般的な間違いは、あまりに多くの分野で成長しようとすることである。

成長戦略は、機会のあるところに的を絞らなければならない、自らの強みが異常なほどに大きな成果を生む分野に集中しなければならない byドラッカー



自分のオンリーワンができると「どうか私を選んでください」というアピール(プロダクトアウト) お願い営業ではなく「私を選んでいただければお客様のニーズに応えられます」ということを主張できます。

 お客様のことを知り尽くし、望むことを提案(マーケットイン)できれば、そのお客様にとってオンリーワンとなり、価格競争はなくなるといいます。


 もしも技術がイマイチ?の美容師さんでも接客が素晴らしいなら、接客を磨いて一流を目指すことで、技術の弱みは、目立たなくなり、さらには組織力で仲間が助けてくれるといいます。

 

これまでは、欠点のないオールマイティな人間が良しとされてきましたが人口減少、供給過多の今の時代には、欠点があってもそれを補うほどの長所つまり「魅力」のある人が求められているようです。

 





 不得手なことの改善にあまり時間を使ってはならない。自らの強みに集中すべきである。

無能を並みの水準にするには、一流を超一流にするよりも、はるかに多くのエネルギーと努力を必要とする。 byドラッカー


 まずは、スマイルの会社としての強みは「スタッフの仲が良い」ということであるので、今後はそこを特化して、神戸一仲の良いサロンを極めていきます。

「チームの力で全員が成長しお客様を満足させること」「個人の強みは生かし弱みは補い合えること」がスマイルの武器になると考えています。

野球の強豪チームは、全員野球が出来ているチームで「試合中にボールの行方を、全員が目を離さず、エラーの可能性を考えて全員がポジションを調整する」さらに「試合に勝つためには、あらゆる可能性を考えてナイン全員が自分の役割を考えて動く、体が自然に反応する」ことであるといいます。

全員野球のできる最高のチームをつくることが、スマイルのできる差別化の第1段階と考えています。

まずは「神戸1仲の良いサロン」であるという方向性で特化していきますので、ご協力をよろしくお願いいたします。


2015年11月11日  篠原感謝和隆

スタッフ数   44人(スタッフ100名まで残り56名)

夢野店7人  住吉店8人 アンベリール11人 アンジェ8人 六甲店4人 アルプス店4人 オフィス2人

親愛なるスマイラーの皆様へ


志こそが差別化







「志高く」これが私の人生の座右の銘です。夢と志は違います。夢は漠然とした個人の願望であり、志は個々人の願望を超えて多くの人々の夢を叶えようとする気概です。夢はこころよい願望だが、志は厳しい未来への挑戦です。夢を持つなんて程度で終わらずに志を高く持たないといけない。by孫正義




 アメリカの人口が、3億1800万人に対して美容室が10万店舗で美容師が62万人です。

それに対して、日本の人口が1億2700万人で美容室が23万店舗で美容師が43万人いるそうです。

さらに、日本では、美容室23万店舗、理容室7万店舗で、合計30万店舗。それに対して、飲食店72万店舗、コンビニ4万5千店舗と言われており、100m歩くとコンビニ1店舗があり、理美容室が7店舗ある計算になります。 

残念ながら、明らかに需要に対しての供給過多で、今の日本では近所に美容室が出来るよりもコンビニや飲食店が出来た方が喜ばれているようです。



「仕事の根本は、誠実と丁寧である。このふたつを成立させるのは品格と姿勢だ。これを覚えるのに下手をすると何十年、いや一生かかる。だから仕事には揺るぎない尊厳がある」伊集院静





 だからと言って、すべての美容室が世の中から必要とされていないのか?というとそうではないと思います。必要とされていないのは、どこにでもある普通のサロンや美容師です。

 こんな美容室にとって厳しい時代背景であるからこそ、世の中から必要とされ、愛され、尊敬されるサロンになることが差別化であり、これからの美容室の存在意義、使命であると思います。その為には、そこで働く美容師が世の中から尊敬され必要とされる人財になることが必要です。



多くの失敗から改めて学んだことは、当社の強みはやはり「人材」だということ。他社と差別化できない企業は淘汰されますが、どこで差別化を図るか。人材しかないと痛感したのです。本多均



 尊敬されるということは、美容師としての尊敬される以前に、長い目で見るとまず人間として尊敬されることが、大切です。

 それは仕事であれば、人間として当たり前のこと、誰でも出来ることが誰よりも出来ること。5S活動(整頓、清掃、清掃、清潔、躾)であり、時間を守ること、挨拶、笑顔ですが、今のほとんどの美容師さんは、接客もよくそこでの差別化は、難しいと思います。どこにも負けない何よりの差別化は、仕事以外での人格から尊敬されることです。







 世間一般のモラルやルールを厳守することはもちろん、食事に行ってもお皿を片づけて帰る、道にあるゴミをひらって歩く、元気に挨拶をするなど、近所のお店から「スマイルさんの社員さんに来てほしい」「自分の会社でもスマイルの社員さんのような人に働いてほしい」、「スマイルの社員さんのような子供が欲しい」と世の中から必要と思われることこそが、人財の差別化であると考えます。





 私は毎日、何百回となく自分の精神と肉体がすでに亡くなった人々や、生きている人々の労働によって支えられていることを思い返している。だから、私も同じように人々のために献身しなければならないのだ。byアインシュタイン



 そして、何よりの人財の差別化は、その人がどんな目的で働いているか?理念やビジョンであると思います。スマイルには『神戸1働きたいサロンづくり』というビジョンがあります。神戸1の愛されるサロンをつくり、そのことにより美容業界の悪習を改良して、美容師を魅力的な職業にする、そして世の中に貢献するという目的があります。





マザーテレサは「世界を平和にするために目の前の人を喜ばせよ」と言い、忌野清志郎は「世界平和の為にロックをしている」と言い、シリコンバレーの企業家は「世界を変える為にビジネスをする」と言います。


この世界中から戦争が無くなること、それが俺の夢です!by忌野清志郎


だからスマイルのスタッフのする仕事一つ一つが大きなビジョンの為に行っているという誇りを持つことが大切です。シャンプーもカットももちろんですが、掃除もチラシ配りもすべて「目の前の人を全力で喜ばせ、『神戸1働きたいサロン』をつくり美容業界を善くするため」にしているのだと考えれば、その仕事の一つ一つの意義は大きく変わります。

 自分たちの仕事は、世の中を善くするためにしているのだと心から胸を張って言えること、それはどんな商品や技術にも負けない1番の差別化であると考えています。

 目の前のことも大事ですがやはりせっかくこの世に生まれて生きているからには、世の中を善くするという大きな志を持って働ける会社にしたいと考えていますのでよろしくお願いいたします。



2015年10月24日  篠原感謝和隆

スタッフ数   45人(スタッフ100名まで残り55名)

夢野店7人  住吉店8人 アンベリール12人 アンジェ7人 六甲店5人 アルプス店4人 オフィス2人

↑このページのトップヘ