『問題とは、「あるべき姿マイナス現状」のことである。問題を可能な限り数値化・見える化することだ。』

問題とは、あるべき姿(理想)と現状とのギャップのことである。

一〇〇店満点の試験で六〇点しか取れなければ、問題は「一〇〇-六〇=四〇」ということになる。

だから、あるべき姿(理想)と現状を、主体的かつ定量的に捉えることができていなければ、問題は見えてこない。

 ところが「わが社・わが地域には問題が山積している」とか、「問題解決手法を学ぶことが効果的」といったことを、まことしやかに論ずる人は多いものの、現状を理解し、あるべき姿(理想)を示した中で問題論を語る人は意外に少ない。

あるべき姿と現状をとらえていない問題論、それこそが最大の問題なのだ。

 経営者やリーダーの「もう少し生産を増やそう」「もっと取引先を増やそう」という目標提示も同様である。

数値を可能な限り示してあげないと、受け手の感性、価値観などにより、その努力はばらばらとなり、総力発揮の経営とは程遠くなってしまう。

坂本光司