『経営の三要素は、一に人財、二に人財、三に人財であり、他のモノはそのための道具にすぎない』


経営
の三要素は、「ヒト、モノ、カネ」「人材、技術、情報」など言われ、この三つは並列、つまり、それぞれ勝るとも劣らないほど重要と言われてきた。

 しかしモノであれ金であれ、技術であれ情報であれ、それらは”人財”が創造する、人財が受発信する経営要素に過ぎない。

 それを「ヒト・カネ・モノ」や『人材・技術・情報』というように並列概念としてみてしまうからこそ、どれを優先したら得かを考え、「人」を犠牲にする経営に陥ってしまうのである。

 企業の目的・使命は、”五人”(①社員とその家族、②社外社員とその家族③現在顧客と未来顧客④地域住民、地域社会⑤株主、関係機関)を幸せにすることである。

 物や金、技術や情報は、その為の道具にすぎない。


坂本光司
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