平成28年10月24日(月曜日)

 

おはようございます!!

 

毎日のPDCA活動ありがとうございます!!

 

神戸大学の金井教授は「7・2・1の経験則」というリーダーとして成長するには何が効果的なのか?ということを調査結果からのを提唱しています。

 

調査結果は、

 

1「仕事上の経験」が「7」割

2、「尊敬できる上司の薫陶(くんとう)」が「2」割

3、「研修」が「1」割

 

という割合を示しています。

 

    70%「仕事上の経験」が一番、「勉強」になり、リーダーとしての責任感を持ったうえでの成功体験や失敗体験がリーダーとしての能力を大きく向上させます。

特に新店舗や新プロジェクトの立ち上げ、または不振店舗の改革改善などの、0からの立ち上げ、つまり無(ゼロやマイナス)から有(プラス)を生み出す体験は、リーダーとしての能力を大きく向上させると言われます。

 

    20% 尊敬する上司から受けた影響であり、また自分が部下に与えた影響であると言います。

『「薫陶」とは、人徳や品格のある人物から影響を受け、人格が磨きあげられること。感化されること。』

リーダーが課題に対処する態度や取り組み方、課題解決の仕方などを、実際に現場で見て、知って、時には、諭されて、知らず知らずに教えを受けるものです。

薫陶とは、「優れた人格で感化し、立派な人間をつくること」であるので、リーダーとしての「生き方」「あり方」を上司から学び、部下に影響を与えることが重要です。

 

    10%「研修やセミナーや自己啓発(読書など)」研修やセミナーで学ぶことは重要ですが、それを現場で実践しなければ意味を持ちません。

4:2:4の法則 (ブリンカーホフさんの法則)というものもあり、研修を成功させるための要素としての重要度は、「before(研修前の意識付け)」:「研修そのもの」:「after(研修後のレビュー)

研修そのものは20%。それよりも、行く前の動機付け、重要性の理解、そして、戻ってきてからの業務での利用が残りの80%を占めます。

 

 

王陽明の言葉「事上練磨(じじょうれんま)」というものがあり、学問は人里離れたところで、机の上で学ぶばかりではなく世間の実際の日々の仕事の中に、学ぶべき点、成長の糧となるものは、いくらでもあるというものです。

 

リーダーとしての責任感を持ち、体験をする中での、「気づき」こそ、人を成長させる契機となるものであると言われます。

 

リーダーに必要な能力は、

・「組織を背負う責任感」

・「困難な状況で決断する力」

・「総合的な経営判断をする力」

・「大きなビジョンを描く力」

・「他人を生かして事業を推進する力」

・「変革マインド」

・「バイタリティ^や精神的、肉体的タフさ」

・「リーダーとしての価値観」

・「グローバルな視野や考え方」

・「マネジメントの原理原則」

 

 

全員が自分自身の人生の経営者でもありリーダーであると考え、ぜひ毎日の「仕事上の経験」「真真理の人の人徳や品格」「OJTOFFJTと自己啓発」からたくさんの学びを受ける日々を送りましょう!!

 

 

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 みんな一生懸命

 

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みんな一生懸命、生きています。

みんな間違っていません。

 

それなのに、うまくいかないことが

あるのはなぜでしょうか?

 

自分にとっての正しさだけを求めていないでしょうか?