『業種分類不可能型企業経営は、不安定・不確実な時代を生き抜く一つの道である。』

経営環境は、いつの時代も不安定・不確実である。つまり好不況も、期間の長短はあるとはいえ、必ず繰り返し発生するし、技術も日進月歩・秒進分歩で高度化する。
 こうした時代にあって、不況やイノベーションのいけにえにならないためには、不安定・不確実を前提にした経営がよい。

 不安定・不確実を前提にした経営とは、ある特定の市場・企業・商品に過度に依存しない経営、その商品がなくなったら、あるいはその取引先との取引がなくなったら企業経営が成り立たないような経営を避ける経営である。
 業績だけで考えるなら、ある特定の企業や商品に特化した方がよいかもしれない。しかし、大切なのは継続なのだ。

 その意味で、ある特定の市場・企業・商品への依存度を意識的に下げ、もしその商品がなくなったとしてもビクともしない市場構成、商品構成、そして取引先攻勢を目指すべきである。

坂本光司

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