『労使はパイを奪い合う関係ではなく、新しい価値を共に想像する関係であるべきだ、』


経営者と社員、労働組合の関係は、取った、取られた、勝、った、負けたといったパイを奪い合うような対立関係などではない。
 企業にかかわりある人々の、永遠の幸せのために共に手を携え世界の人々が喉から手が出るほど欲しがるような新しい感動的価値を創造し続けることが、経営者と社員、労働組合の共通の目標である。

 賃金や労働時間をめぐる、自分たちだけが幸せになりたがっているかのような労使の内輪の争いは、外部から見れば滑稽だ。

労使は本来,同志、家族なのである。


坂本光司