『一%の素敵な人に出会いたいならば、一〇〇%の人々と積極的に会うべきである。』


できる人の共通した特徴の一つは、人的ネットワークが広くかつ深いという点である。

 つまり、その人のことを自分のことのように考え、心配してくれる人が普通の人の五倍、十倍、いや百倍も存在しているのだ。
 その意味では、近年の人財力格差は人的ネットワーク格差といっても過言ではない。こうした人的ネットワークを拡大するためには、どうすればよいか?

 それは、努力して可能な限り多くの人に会い、対応することである。
 一〇〇人に会えば、その中の一人、あるいは二人は、自分にとってとてつもない価値をもたらしてくれたり、生涯の良き仲間となる人だったりする。そういう人が、必ず存在する。
 
 本当に素敵な一%の人には、一〇〇%の人々に会わなければ出会うことは出来ない。


坂本光司