平成28年12月19日(月曜日)

 

毎日のルーティンありがとうございます!!

 

 

「何事によらず自己を責むるの精神に富み、一切の過失や、齟齬や、不足や、不妙や、あらゆる拙なること、好からぬことの原因を自己一個に帰して、決して部下を責めず、朋友を責めず、他人を咎めず、運命を咎め恨まず、ただただ我が掌の皮薄く、我が腕の力足らずして、幸運を招き致す能わずとなし、非常の痛楚を忍びつつ、努力してことに從ふものは、世上の成功者に於て必らず認め得る事例である」by幸田露伴

 

 

幸田露伴は、「幸福三説(こうふくさんせつ)」というものを残しています。

 

幸福になるための三説とは、「惜福(せきふく)」「分福(ぶんぷく)」「植福(しょくふく)」の三つの福のことです。

 

幸福とは「幸」と「福」に分けて考えます。

 

自分の苦心努力ではなく、偶然他から与えられたものを「幸」といい、たまたま日本という国に生まれたとか、思いがけなくうまい巡り合わせにぶつかったとかいうのは「幸」

 

それに当てにならない原因を自己の中に有する、自分の苦心自分の努力によってかち得たる幸いを「福」といいます

 

 

 

「惜福」とは、先祖から受け継いだ様々な幸や禄、恵まれた環境と財産や信用、などを自分だけの都合でむやみに使ってしまうことなく、福を借しみながら大切に使う、自分に与えられた福を使い尽くし取り尽くしてしまわないということと言われます。

その為には、今の自分の環境に【感謝】できる能力が必要なようです。

 

 

 

「分福」とは、幸福を人に分け与えること。

自分ひとりの幸福はありえない、周囲を幸福にすることが、自らの幸福につながる、と説かれる。「恩送り」「情けは人のためならず」と近い考え方です。

いつでも周りの人への思いやり【援助】を意識しなくてはいけません。

 

 

「植福」とは、将来にわたって幸せであり続けるように、今から幸福の種を蒔いておくこと、精進【正しい努力】し続けること。

過去に自らが蒔いた種が芽を出し、今の自分を創っている。

過去を書き替えることはできないが、今から良い種を蒔き続ければ、望ましい未来につなげることが出来ると考えることが大事です。

 

 

 

人生は、幸福が連続して続くことはなく、だからこそ、「幸福三説」が必要となります。

 

表があれば裏があるように、正があれば必ず負もある。

 

したがって、どんな結果にも、その原因があり、もし努力を伴わない成功というものがあるのなら、その代償はいつかどこかで払うことになる。

 

幸福三説を意識して、感謝、援助、正しい努力を忘れず真の幸福を目指したいですね。

 

 

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 自分をほめよう

 

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自分の嫌な所はよくわかる。

短所ばかりを感じてしまう。

 

 

でも、短所だけの人なんて一人もいません。

自分の良いところをほめてみましょう。

 

 

「素直にありがとうって言えた」

「納期に間に合わせることができた」

「お客様にほめられた」

「毎日、欠かさず仕事をしている」

 

 

ちょっとしたことでもいいので

自分をほめてみましょう。

 

 

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