「企業経営の成否は、すべてトップにかかっている。使命と責任が果たせない経営者は、潔く退出すべきである。」


企業経営の成否は、すべて経営トップにかかっている。経営者の経営の考え方、進め方で、企業の業績はどうにでもなるからである。


その意味では、企業の使命と責任が果たせない企業経営者は、社員のリストラではなく、自らをリストラすべきであろう。


しかし現実には、企業経営の失敗のつけの大半は、下請け企業や社員が負う。そして最大・最高を追うべき経営者は、そのイスにとどまっている。こうした企業経営者を賛美する人が、社内外にいるはずがない。


経営者が退出する時期は、3年連続赤字経営になった場合であろう。それが社員と社会の我慢の限界である。


坂本光司




内観4 (2)